雑学ニュース!おやじからの独り言

中年おやじが、人が好む・好まざるに関わらず、独断と偏見でニュースからチョイスした雑学についての独り言をつづりました。

え!生命保険の純保険料が、わずか35%・・・。どういうこと?

 

保険には、加入者への万一の保険金支払いに充当する「純保険料」と、

保険会社の運営コストや利益となる

「付加保険料」があります。

 

この「純保険料」がかなり低いようだ・・・。

 

 

もう少し、わかりやすい説明をすると、

支払った額が、払った人に後で戻される割合である

「純保険料」を還元率で考えると、

よりわかりやすいと思う。

 

 

 

 

 

そこで、参考にしたい還元率がある。

 

 

まず、参考にしたいのが、

パチンコの還元率。

 

85%、

 

 

次に、

 

競馬や競輪、競艇などの公営ギャンブルの還元率は

 

75%、

 

 

 

次に、

宝くじは・・・

 

45%です。

 

 

 

宝くじは、半分以下か・・・

 

今まで、かなり買ったが

確実に、元はとれてないなぁ・・・

 

あ~、もったいない。

 

 

 

 

 

さて、保険の還元率を、これを元にして、

比べると、なんと、最低の宝くじの還元率より低いのだ・・・。

 

なかには、還元率35%の保険商品もあるとか

 

 

これは、本当なのか?

 

 

だいたい、保険という商品は、基本、

長期契約が当たり前。

 

なので、単年度の保険金などの支払い実績を

保険料収入で割って

還元率で計算することには無理がある。

 

それに、死亡や医療といった保障型保険と

年金などの貯蓄型保険とを比べると、

当然のことながら後者の還元率の方が高くなるはず。

 

だって、そうで、なければ商品として通用しないからね。

 

 

そこで、知るべき数値データがある。

 

消費者が保険の還元率を知るためには、

保険料に含まれている保険会社の運営費や利益になる部分の割合。

 

つまり、付加保険料率を知る必要があります。

 

しかも、保障や貯蓄などの商品を、

別々に知る必要がある。

 

 

ところが・・・、

 

 

ところがです。

 

これを開示している

保険会社がほとんどない。

 

 

え!え!

どういうこと?

 

 

 

いろいろ、調べていくうちに、

 

こんなことが、わかった!

 

聞くところによると、販売代理店には、

最初の2年間で保険料額の40%の手数料を払う商品があるそうな。

 

つまり、保険商品を売るためには、

それはもう、多くのお金が費やされている。

 

 

そう言えば、よく街中でみかける“保険の見直し”をうたう、

乗り合い代理店などが運営できているのも理解できる。

 

 

この、保険見直しの儲けの仕組みは、

手数料率が10%程度に下がってしまうような、

2年経過した加入者に対して、手数料率のよい、他の保険に

乗り換えさせるのがビジネスモデルとなっている。

 

 

・・・

 

 

・・・・

 

 

調べれば、調べるほど、

明らかにお金を払う加入者との利益相反になっている。

 

 

ゆえに、保険は、

安易に高いお金をつぎ込むには考えものである。

 

 

 

 

でも、現実問題どうだろう。

 

 

だいたい、買いたい人だけが買う宝くじや馬券と違って、

 

保険は

「社会人になったら入って一人前」とか、「入っていないと何かあったとき心配」

とかで、周囲(営業の人)にさとされて、

加入してしまうケースがほとんどではないか・・・。

 

 

そして、安心することだけを優先して、安易に、

いろんな保険に長期にわたって手を出す。

 

 

その末路は・・・

家計の負担は確実にアップ・・・。

 

 

 

くそ!

今まさに、我が家だ・・・

 

 

やばい!

 

早く、保険を改めねば・・・

って言ったって、

もう、かなりの額払ってる悲しい現実。

 

 

もっと、勉強しときゃよかったと、

後悔の念ばかり。

 

生命保険の真実を知れば知るほど、

悲しい・・・。

 

 

若い世代の人は、

せめて、この下の本を読んで、

保険加入をじっくり検討してほしい・・・。